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第14回写真コンテスト 第23回微粒化シンポジウム 2014年 特選

井上智博先生(東京大学)
「線香花火の高速度可視化と温度計測」

この写真によって、400 年の謎であった線香花火の美の物理が明らかになった。左図は高速度カメラによるカラー可視化画像、右図は二色法を用いて解析した同時刻の温度を示す。 線香花火の火花がなぜ破裂するのか?という疑問は江戸時代からの謎である。そこで、線香花火の高速度可視化に加えて、火花が飛び出してから破裂するまでの温度履歴を初めて計測した。その結果、火花内部の硫化カリウムが吸熱分解によってガスを 発生し、液滴微小爆発によって火花が破裂することがわかった。